こんにちは。みやび株です。
今回は、「資産運用のポートフォリオ」について、自分なりに整理してみます。資産運用を始めようとすると、「株がいい」「投資信託がいい」「全部S&P500がいい」など色々な情報が出てきますよね。
でも実は大事なのは、どの商品を買うかより”組み合わせ方”
それが「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオとは「資産の組み合わせ」
ポートフォリオとは、簡単に言うと、お金の置き場所の配分なんです
例えば👇
- 株式:50%
- 債券:30%
- 現金:20%
このように、リスクの異なる資産を組み合わせて持つことを指します。1つに集中すると大きく増える可能性もありますが、同時に大きく減るリスクもあります
増え方を抑えてでも、減りにくくする
それがポートフォリオを組む1番の目的です
なぜ分散が必要なの?
投資で一番避けたいのは、➡️「続けられなくなること」
例えば、
🔸株100%→暴落で−40%→不安で売却→その後、回復
こうなると、損失が確定してしまいます
一方で、
🔸株60%・債券30%・現金10%
このように分散していれば、下落幅が小さく、精神的にも耐えやすいです
資産運用はメンタル勝負なので、「耐えられる設計」がとても重要です
よくある資産配分の例
①安定重視型(守り)
- 株式:30%
- 債券:50%
- 現金:20%
✅近い未来にお金を使う予定がある人
✅値動きが怖い人
✅高齢者など資産を増やすことよりも銀行より増えればいい人
②バランス型(王道)
- 株式:50〜60%
- 債券:20〜30%
- 現金:10〜20%
✅多くの人に合いやすい
✅長期投資向き
③成長重視型(攻め)
- 株式:80〜100%
✅若くて長期運用できる
✅下落にも耐えられる人向け
※精神的に耐えられないなら無理しないのが正解
商品選びより「割合」が大事
よく、「どの投資信託がいいですか?」と聞かれますが、
実は、👉どれを買うかより、何%持つかの方が重要
- 全世界株式を60%
- 債券インデックスを30%
- 現金10%
これだけでも、立派なポートフォリオです
定期的なリバランスも忘れずに
時間が経つと、値上がりした資産の割合が増えていきます
例えば、
🔸株式50%→70%に増加
このままだとリスクが上がりすぎるので、”元の比率に戻す(リバランス)”ことが大です
年1回くらい見直すだけでも十分です
まとめ:正解が「続けられる形」
ポートフォリオに”唯一の正解はありません”
- 年齢
- 収入の安定性
- 使う予定のお金
- 性格
これによって最適解は変わります
大事なのは、
✅長く続けられること
✅暴落しても投げ出さないこと
そのための道具が「ポートフォリオ」です